3冊目の単著『アルゴリズム・AIを疑う: 誰がブラックボックスをつくるのか』が発売されます

2025年5月16日に、3冊目の単著『アルゴリズム・AIを疑う: 誰がブラックボックスをつくるのか』(集英社新書)が発売されます。

これまでの研究を踏まえて、メディア論の視座から「アルゴリズム」の仕組みと社会との関係について解説を試みました。

■目次■
はじめに

第1章 アルゴリズムとは   
1 アルゴリズムの日常性
2 アルゴリズムの基本構造
3 アルゴリズムとAIの違い

第2章 アルゴリズムの実際   
1 グーグルのランキング・アルゴリズム
2 アマゾンのレコメンド・アルゴリズム
3 食べログのレビュー・スコアリング
4 Xのタイムライン表示アルゴリズム
5 アルゴリズムと「プラットフォーム資本主義」

第3章 アルゴリズムと社会問題   
1 認知資源を奪い合うアルゴリズム
2 情報選別の権力となるアルゴリズム
3 マーケティング装置としてのアルゴリズム
4 偽情報・誤情報を拡散するアルゴリズム
5 ユーザーを商品化するアルゴリズム

第4章 アルゴリズムとブラックボックス   
1 ブラックボックスとは
2 誰がブラックボックスを作るのか
3 アルゴリズムの公開は可能か

第5章 アルゴリズムのメディア・リテラシー   
1 メディア・リテラシーとは
2 メディア・インフラ・リテラシーの可能性
3 アルゴリズムを相対化する視座

おわりに